$ 0 0 膝の上にのりたがったのはいつからだったろう。 独りでいるのが好きだったのになあ。 わたしがいすに座るとすぐに飛び乗ってくるようになったのを不思議に思ってた。 いつものように外に出たがって。 いつものようにカリカリでなくて猫缶を食べたがって。 いつものようにしていたのに。 いつのまにかいつものようではなくなってた。